高度活性化NK細胞療法の治療事例

症例26:前立腺癌(前立腺がん)⇒骨転移

骨転移を伴う前立腺がん
ホルモン療法と高度活性化NK細胞療法の併用にて、腫瘍マーカーが低下!

67歳男性

平成22年10月に泌尿器科の受診時に、たまたま施行した血液検査にてPSA(腫瘍マーカー)の異常を指摘されます。 全身精査を行った結果、自覚症状は無いものの、骨へ複数ヶ所転移していることがわかりました。

早急にホルモン療法が導入されますが、より高い効果を期待し、高度活性化NK細胞療法の併用治療が開始されます。
通常、ホルモン療法は、1回/1〜3ヶ月の間隔で投与される為(この患者様の場合は1回/3ヶ月)、 高度活性化NK細胞療法は、その間を埋めるように1回/2週間の間隔で開始されました。

平成23年5月にホルモン療法を2回施行し、高度活性化NK細胞療法を4回投与した時点で
高値だった腫瘍マーカーの低下を認めます。

  • PSA         96.7 ⇒ 18.5 (正常値4.0ng/ml以下)
  • γセミノプロテイン 7.2  ⇒ 2.5  (正常値4.0ng/ml以下)
  • PAP         3.8  ⇒ 2.2  (正常値3.0ng/ml以下)

PSA以外の項目は全て正常範囲まで低下し、PSAも5分の1まで低下しました。

骨転移の精密検査はまだ施行されていませんが、骨転移に伴う痛みや運動障害などは出現せず、 箱根や秋田へ湯治を兼ねた温泉旅行へ行かれたりしています。

年齢や既往症によってその予後は大きく変わりますが、遠隔転移を伴う前立腺がんの場合、その予後は 5年生存率で20〜30%と言われています。
これは、初期治療として有効と言われるホルモン療法にも限界があるからです。
しかし、高度活性化NK細胞療法を併用することで、効果の持続が期待出来ます。

この患者様の治療はまだまだ始まったばかりです。
しかし、長い闘病生活を充実したものとしてもらう為、患者様のご希望を尊重し、治療に影響がでない範囲で 治療の中休みを設け、平成23年7月から2クール目の治療を開始されています。

※当クリニックの提携先である東京の日比谷内幸町クリニックにおける高度活性化NK細胞療法の治療例です。

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