高度活性化NK細胞療法の治療事例

症例23:乳癌(乳がん)⇒リンパ節転移

抗がん剤と高度活性化NK細胞療法の併用で原発が1/10まで縮小!

39歳女性

Wさんは結婚を間近に控えた時期に乳がんと判明しました。見つかった時点では、すでに原発の最大経が3.5cmもある浸潤性の病巣となっており、手術を行うにしても手術前の抗がん剤使用が必要な状態でした。

結婚を控えた女性であれば出産への希望を持ってらっしゃる方は多いはずです。Wさんも同様でした。大量の抗がん剤を使用することは、体への負担が大きいばかりか正常な妊娠・出産を脅かすリスクが高くなってしまいます。

Wさんは非常に悩まれ、当院を受診されました。結婚直前の発覚というだけでも相当なショックを受けられたのは当然でした。そのうえ治療が出産を脅かすことになるとなればその悩みも深刻にならざるを得ません。

当院への初診に来られた時点で、確定診断からすでに1ヶ月が経過していました。

まだ30歳代という若さのためか、すでに原発巣は3cm×6cm大へと進行していました。さらに悪いことに、リンパ節へ転移していました。

Wさんのお話では主治医による今後の治療方針も決定していないということでした。そこで、どんな治療でも併用可能なように、高度活性化NK細胞療法1クールに必要な細胞採取を先行して行いました。

その後、Wさんは他院で抗がん剤(血管内治療)の投与を受けることになり、それと併用しながら高度活性化NK細胞療法を2週間に1回の投与を基本ベースに開始。

その結果、高度活性化NK細胞療法を3回終了した時点で、リンパ節転移は消失。

大きかった原発巣は縮小に伴い2つに分かれ、3mm大と6mm大の腫瘤を認めるのみになっていました。

ここまでの縮小を認めたWさんは、より根治的な治療を希望され、レーザー治療を選択されました。

そこで、残りの3回の高度活性化NK細胞療法をレーザー治療の前後で集中的に行いました。これはレーザー治療の効果が高まるようにした補佐的導入の方法です。

結果として、わずか1回のレーザー治療で、残りの腫瘍はすべて消失しました。

Wさんがは治療を終了されてから3年が経過しています。

平成22年6月の時点においても再発することなく、元気に日常を過ごされ、無事にご結婚もされました。

がん治療には肉体的変化や生活の変化を余儀なくされるつらい治療が多いものです。

しかし、高度活性化NK細胞療法はQOLを下げることなく、自分らしさを維持したまま病気に向き合える治療法の一つと言えます。

※当クリニックの提携先である東京の日比谷内幸町クリニックにおける高度活性化NK細胞療法の治療例です。

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