再発リスクが非常に高い小細胞肺癌

症例11:小細胞肺癌

再発リスクが非常に高い小細胞肺癌
高度活性化NK細胞療法で再発せずに5年経過

67歳 女性

平成22年10月に血痰症状から精査した結果、右上葉の限局型小細胞肺癌と診断され、平成22年11月から平成23年2月まで化学放射線療法を受けられた患者様です。

小細胞肺癌は抗がん剤の感受性が高く、非常に高い治療効果を得られます。しかし、その反面、再発率が非常に高く、再発後の抗がん剤治療の効果は低下していく傾向がある疾患です。そのため、生存期間中央値は限局型小細胞肺癌の場合で約24ヵ月と報告されております。

この患者様が当院を受診された時は、すでに主治医での第1選択治療が終了し、わずかにリンパ節の腫大を認める程度でした。

その為、主治医での治療はすでに終了しており、経過観察の状態でした。

この患者様のご家族は、再発後のコントロールが非常に難しいことを良くご理解されており、再発予防目的での高度活性化NK細胞療法の導入を希望されます。
平成23年4月下旬より高度活性化NK細胞療法を1ヵ月に1回のペースで開始されます。

平成24年1月の高度活性化NK細胞療法11回施行後のCTでは、わずかに残っていたリンパ節の腫大も消失しておりました。
高度活性化NK細胞療法もそろそろ終了可能な状態まで改善されていました。

しかし、この治療期間にも放射線治療の合併症による肺炎や、免疫力低下に伴う帯状疱疹を発症されていた為、体調をサポートする意味を込めて、継続治療を希望されます。

この時点で、すでに発症から1年経過しており、再発の可能性も随分低下してきていました。

その為、高度活性化NK細胞療法を3クール目からは、3ヵ月に1回のペースまで投与間隔を延ばし、発症から5年経過した平成28年時点でも、元気に通院治療を受けていらっしゃいます。

※当クリニックの提携先である東京の日比谷内幸町クリニックにおける高度活性化NK細胞療法の治療例です。

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